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Wがお父さんになった

次にわたし達が移動したのはロンドン東部の下町にあるビクトリアパーク。
広い敷地内にはアヒルやカモが泳いでいる池があったり、ピクニックやボール遊び、マラソンなどができる広いスペースがあり、夏はコンサートやフェスティバルで賑わう市民の公園だ。
敷地が広いからか、停滞場所も広い。それでもたどり着くと、ボートがびっしりと止まっている。カナルにいるボート生活者は一体どれだけいるのだろうと思ってしまうぐらいにボートが多い。
わたし達はもうすでに停滞してあるボートの隣にわたし達のボートを止めて、彼らのボートにロープを繋いだ。場所がないときは、こうやって知らない人のボートにつなげて止めることになる。そのボートの持ち主も出てきて、ボートをつなぐのを手伝ってくれた。
周りのボートに住む人たちも、みんなフレンドリーで感じがいい。

ロンドンの端っこまで来てしまえば、南の郊外に住んでいるWはもう来ないだろうとわたしが安心していると、旦那のケータイがなった。偶然にもWからだった。
Aが前日、予定日よりも2週間ほど早く出産したという報告だった。難産で、最終的には帝王切開だったが、母子ともに健康で2日後にボートに戻るのだと言う。
わたしは嬉しくて飛び上がったが、よく考えると帝王切開して3日間しか入院できないってどういうこと?
イギリスでは、出産した当日に家に帰されるというのは聞いたことがあるが、帝王切開でも入院期間が短すぎないか?
しかも、お祝いにその足でコーンウォールに一ヶ月ほどホリデーに行くのだと言う。
コーンウォールって言ったら、イングランドの南西端、彼らの場所から車で6時間はかかる。
出産後は1ヶ月は運転できないって聞いたことがあるし、Wは運転はしないし、電車で行くのだろうか?
思考回路がまったく分からないし、考えたくもない。ただ、産まれたばかりの赤ちゃんと、お腹を切ったばかりのAの体が心配だった。
わたしはAに電話しようかと迷ったが、まだ病院にいるのだから、しばらくしてから連絡することにしたが、翌日Aから電話があった。
A曰く、エンジニアのおじさんANが車で連れて行ってくれて、コーンウォールにいる叔父夫婦の家にお世話になりに行くのだと言う。
子供は早く産まれただけあってとても小さいく、Aはサポート無しでボートで育てるのが不安で、ホリデーも兼ねて赤ちゃんとWと一緒に行くのだと言う。
確かにボート生活という環境で小さい赤ちゃんと暮すのはたいへんだ。十分な水も使えないし、体力も使う。
Wのことだから、Aや産まれたばかりの赤ちゃんなどお構い無しに、自分で勝手に浮かれてホリデーに行くことになったのだろうかと思っていたので、Aの話を聞いて安心した。

この間まで、酔っ払って騒ぎまくっていたWが父親になったのだ。
わたしと旦那は、子持ちが誰よりも似合わない男が人の親になったんだなあと、笑った。
きっと彼もこれからAと赤ちゃんのことを考えて、少しはまともになってくれるんだろうなあ。と言うか、絶対にそうなって欲しいと思った。
ボート生活をしながら子育ては大変だろうけど、助け合ってステキな家庭を築いて欲しいとわたしと旦那は心から願った。

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No title

ほほう…Wさんは父親に!どうなるでしょうかね?イギリスの病院って患者をすぐに帰すようですね。でも病院にいて空中細菌に罹患すりよりはいいかな。たぶんその方針だと思います。
産まれたばかりの子供をボートで世話も、Wさんの協力がしっかりしていると分かっていれば問題ないのでしょうかね?コーンウォール好きです。海岸線がとても綺麗ですよねー。
夫婦仲や、友達間の助け合いって大事ですね。

Re: No title

空中細菌、そうですよね。考えたことなかったです。余計なものに感染するよりは家にいた方が安全ですもんね。
Wが父親になって果たしてどんなことをするかは、また少ししてから書くことになりますが、やっぱりW。。。って感じです。。。。
コーンウォール、いいところですよね。海がステキでどこかの違う国に来たみたいな気分になりますよね。
冬は行ったことがないんですが、雰囲気も違うんですかねえ。

W…

なんか、いちばんお父さんになっちゃいけない人な気もするが、
大丈夫なんだろうか…。

Re: W…

本当だよね。お父さんになっちゃいけない人だよ。
そのうちWがまた出てくるから、楽しみにしててね。。。。
プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

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