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変な休日

イタリア、ヴェニス。運河に囲まれた街。それにちなんで名付けられたリトルヴェニス。
優雅な運河に浮かぶ、かわいいボート達を見ながら旦那と過ごすロマンチックな夕暮れ。
って、夢みてたわたし、完全に期待外れ。
一週間しかない停滞期間。なんで休日の貴重な日にWが耳元で騒いでいるんだ。。。?
Wの彼女のAから電話があった。
「W、2日も帰って来ないし、電話もつながらないのよ!来月には子供が産まれるっていうのに、何やってるのよ!」
わっ!すごく怒ってる。でも話の様子では、ここにWがいることを知らないらしい。うーん、言うべきかどうか?
と考えながらも、Wの声が電話越しに聞こえないように遠くまで歩いて行くわたし。
言いたかったらWが自分でどこに行ってたかAに言うだろうし、ここはとりあえず黙っていよう。と、なんでだかWのために配慮までしているわたし。。。
それにしてもWよ、もうすぐお父さんになるんだよ。身重のAをもう少し大事にしてやってくださいよ。
そして、Jもカンカンだった。機嫌が悪すぎて、わたしですら挨拶するのに気が引けた。
男3人は、浴びるほどビールを飲み、パブに行くやらクラブにいくやら、3日間ジャンクばかり食べて、飲んで過ごしていた。
わたしは怒る気力もなく、一晩だけ彼らと一緒にパブに行ってみたが、あまりの飲みっぷりに目が回りそうになった。
3日間でこいつら一体いくら使ってくれるんだ。。。悲しい。

せっかくの休日にバカ男達と過ごすのも時間のムダなので、わたしは一人でリトルヴェニスの周りを散策して、センター街まで出かけた。
たくさんの通りを抜けて、ロンドンに来たばかりの頃を思い出した。どこの通りを歩くのも、いちいちワクワクしたりドキドキしていた。今はすっかり普通になってしまったロンドンの景色も、あの頃は一つ一つが感動だった。あの頃から貧乏だったし、英語も下手くそだった。旦那がいてボートに住んでと、状況は変わっても中身は全然変わっていないわたし。。。
色んな出来事を思い出しながら街を歩きまわった。一人でブラブラ歩くのも悪くない。
夕暮れ時になって、センターから歩いて帰る途中でリトルヴェニスの裏側から5分ほど先に、かっこいいバーがあることを思い出した。その頃仲が良かった友達数人と2度ほど行ったことがある。どの友達も皆それぞれの国に帰国してしまってロンドンにはいない。みんなどうしているんだろう。と思うと、なんだか懐かしくなった。
たくさん歩いて喉も渇いていたし、時々は自分にご褒美もいいんじゃないかと思い、バーで一杯飲んでからボートに戻ろうかと考えた。実際わたし、お酒は好きだけど、一杯飲んだら結構酔っ払ってしまうので、とても安上がり。そのままいい気分でボートに戻れるし、うるさい男3人を流してあげることもできる。
よし、決めた。
中に入ると、バーは名前も内装もあの頃のままだったが、かかっている音楽の種類が変わっていた。音楽が変わると雰囲気も変わるもんだと思うか思わないか、なんか聞こえる。音楽とは別に聞き覚えのある声が。。。。
わっ!
またしてもここにW!カウンターでビールをオーダーしているではないか!
しまった!このバーからわたし達のボートまでは非常に近い。バッタリ出くわしても全然おかしくないのだ!やられた。。。
Wはわたしを見て大喜びでなんだか言っている。そして上機嫌で一杯おごってくれた。
まあ、いいやと思い、Wについて行って旦那とTがいるテーブルに行くと、あれ?お姉ちゃんが2人お付きではないか。
なんだかわたしを見るお姉ちゃん達の視線が冷たい。怖いよー。
わたしは彼らのただの友達ですってことにしようかと、アタフタしていると、旦那が「オレのワイフだ。」と素直に紹介するので、わたしはなぜかもっと動揺。
お姉ちゃん達の反応が恐ろしいなあと思っていると、あれ?なんだか安心しているみたい。急に優しい顔になった。
ああ、そうか、お姉ちゃん達はWかT狙いなんだな。あーあ、モテない旦那よ。

その夜、アジアのちんちくりんなわたしとモテない旦那は、完全に輪の中から外れてしまい、結局2人で踊ったり冗談を言ったりして、勝手に楽しい夜を過ごした。
思わぬ展開で休日の夜を旦那と過ごすことができたので、いいんだか、悪いんだか分からないが、わたしの思い出の場所に旦那も加わったので( おまけのWとTもいるが。。)、わたしは面白いもんだなあと思った。
向こうではWとTがお姉ちゃんをそれぞれお付きにして楽しそうだ。
って言うか、これでいいのか?今頃きっとAもJもカンカンだよ。

結局男3人は「何故そんなに!?」とツッコミたくなるぐらいに潰れてしまい、お姉ちゃん達は帰ってしまった。
わたしは酔っ払い3人を誘導してボートに戻った。
ロンドンに来たばかりの頃、リトルヴェニスを見て感動した。その頃のわたしが、今のわたしを想像できただろうか?
ライトニングされた夜のリトルヴェニスは映画でも見ているかのように綺麗だった。その感動だけは、今も変わらず一緒だった。

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No title

もてない旦那…っておかしすぎ!いや、失礼な意味など全くなし!やはり奥さんが目の前にいると…なのかも?ですよ!しかし、そんなに飲み潰れるって……?どれだけ飲めるのー!?私もワイン、ビールともに一杯でいいです。すぐに眠くなるんですよ。(いちど機内で、眠れるかと思いワイン飲んだら死ぬほど具合わるくなった!気圧ですね)
ん〜、奥さんが身重の時って一部の男性は浮気心が出るようですもんね…Aさんが身重で、イライラしているから?だからWさんは外に出たかったのかな??
そのリトルヴェニスに行ってみたいなあ。

Re: No title

わたしも機内でワイン飲んで具合悪くなったことあります(笑) 気圧なんですね。。。飲める人は気圧など関係なく飲んでますよねえ。。。
ちなみに、旦那とWが日本の居酒屋の飲み放題なんかに行ったらどうなるんだろうとか、時々思います。。。
リトルヴェニス、名前は素敵だけど、ちっちゃくて、こんなもん?ってとこもあります。観光用のボートも運行してました。写真をアップできたらよかったんですが、あの頃はケータイにカメラ機能がなかったので、写真はほとんど撮ってないんですよね。残念。また、時間があるときに探して、見つかったら何かのタイミングでアップしてみます。

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あははは!

日本なら、スカイさんのが旦那さんもてそうだけどね。
優しいし、綺麗な英語を話すし。
イギリス人の女性は、Wみたいな野生児(失礼!)がいいのか?
さっぱりわかんないや!
でも、終わりよければ全て良しだね。
ロンドンにいたら、snobなバーに行きたくなってしまうよね(笑)

Re: No title

ラッシーさん、はじめまして。
ブログを読んでもらって本当にありがとうございます。

今年は例年よりも暖かい秋で、とてもいいタイミングでロンドンにいらしたんですね。
初めてのロンドン、楽しく過ごしたことと思います。
リトルヴェニスは素敵なところですよね。
5月か6月に色々なボートが集まって、アットホームなフェスティバルが開催されるのですが、それも良かったら見に行ってみるのもいいかと思います。
わたしは今年は逃してしまったので、来年は娘を連れて行ってみようかと思っています。

長々としたブログですが、またこれからもよろしくお願いします。

Re: あははは!

ありがとう。旦那に言ったら喜ぶよ(^o^)
Wはなんでだか、モテるんだよね。今はハゲてお腹もすごく出てるのに、でもモテるんだよね。。。
旦那曰く、自信があって面白いからだろうなあってことだけど。。。
わたしも、よねっちに同感。さっぱり分からないよ。。。
確かに、ロンドンにいたら、ちょっとお洒落なバーとかレストランとか気になっちゃうよねー(笑)
プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

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