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引き続き水門で

わたしと旦那は5つ目の水門の前で、口を開けたまま少しの間固まってしまった。
旦那はすごいなあと言う気持ちで。わたしは本当に、マジですかー!と絶句して。
5つ目の水門のすぐ後にまた水門が見え、その後ろにまた水門、そしてまたかすかに水門が見えるのだ。一体いくつの水門が続いているのかと聞くと、6つだと言う。そして、少し離れて7つ目があるのだと言う。
水門の前でのんきに休んでいられないので、一気に6つ通過しなければいけない。ということは、水門には門が二つづつあるので、12の門を立て続けに開け閉めすることになる。ゆっくり景色を見ながら、休み休み水門を通過するなどと言ってられない。水門を通過したら、すぐに次の水門に歩いて言って、ソルーサーを開け、門を開け閉めするのだ。と言うことは、Jは重いソルーサーを12回も上げなければいけないのか。いくら何でも彼女一人にやらせておくわけにはいかないので、わたしは半分のソルーサーをやると決意した。

5つ目の水門に歩み寄り、やるぞー!とわたしは意気込んだ。一気にやると、そのうちなれてきてすぐに終わるだろう!
旦那とTはボートを操作する係りなので、こんなに水門を作った人達はすごいだの、興奮する景色だだの、観光者みたいになっていて呑気だ。
水門の大きさも小さいので、すぐに水がたまって休むヒマがないようなものだ。6つ目の水門から、すでに門が重く感じる。
8つ目あたりでわたしは疲れてきた。この辺でソルーサーを上げるのをJと変わってあげようと思っていたが、門を押すだけで精一杯で、なんだか力が入らなくなってきた。
お尻で押したりしてみたが、やはり両手で体重を掛けて押すのが一番だった。
わたしは暑くなってきて上着を脱ぎ、半袖に。Jはノースリーブになっていた。旦那とTは薄手のジャンパーを着ている。わたし達女二人がたくましく感じる。
それでも、途中で力がはいらず、ちょっと怠けて水門のバーを押すと、なんだか水門は普通に開いていく。。。これって、Jが一人で開けているようなもんだよ。
すごい。さすがに何度かここを通過したらツワモノだ。
かと言って、Jにすべて任せてしまうわけにはいかない。9つ目の水門でわたしがソルーサーを上げると言った。両手でハンドルをつかんで一気に回す。最初に回したときよりは、少しマシだった。
でもやはり、10個目の水門で、わたしは疲れ切っていた。Jも少し動きがスローになっている。
この水門を越えたら、次の水門まで少しあるので、移動の間ボートに乗って休める。もう少し。と思ったところで、見兼ねた旦那がボートから下りて言った。
「ここはオレが門を開け閉めするから、二人とも大丈夫だ。」
そしてわたしにボートの舵をとって、水門に入ってくれと言って行ってしまった。
えー!ボートの操作するの?こっちの方が大変だよ。
ボートにはブレーキがない。ギアと速度で調節して止めるのだ。しかも、右に行きたければ舵は左にとり、左に行きたければ右に、ややこしい。
すごい任務を任されたわたしは、緊張して門が開くのを待った。門が開くとTが先にボートを入れて、わたしがエンジンを掛けた途端、旦那が飛び乗ってきた。そしてボートを水門の中に入れると、ボートのロープをわたしに渡して、さっと門を閉めに行った。軽々とソルーサーを上げ、出口の門も簡単に開けた。そしてまたボートに飛び乗り、舵をとった。
なあんだ。旦那。ひとりで何でもできるじゃん。
わたしがそう言おうとしたら、旦那が言った。
「そんなに大げさに疲れた顔しなくても、これぐらい簡単じゃないか。」
はあ?連続してある水門の最後のところでいきなり出てきて、何を言う!立て続けにやってみいっ!
Tも、「一人でここを通過する人はいっぱいいるんだ。水門を開けるより、この狭い場所でボートを操作する方が大変だよ。」と言って笑った。
二人共、何?なんですか。素直に「良くやったね」とか言えない性格ですか?
Jが呆れた顔をしてわたしに言った。
「残り二つの水門は、全部、彼らがやるみたいね。良かったわ。」
と言うことで、いきなり水門開けの仕事は終了した。

わたしとJは、後は男二人に任せてボートに座り、目的地までのんびりと景色でも見ながら楽しむことにした。
体をたくさん動かした後だったからか、春の風がとても気持ちよく感じた。
目的地までまだあるが、後はもう呑気にボートに乗っていればいいのだ。と、思っていると、わたし達の運命なのか?と言いたくなるように、また問題が発生した。。。
わたし達、その日のうちに目的地まで到達するんでしょうか。。。

また次回に続きます。

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大変だあ

私が帰ってから、ひと段落したとばかり思っていたけど、
全然違っていてぶったまげたよ。
既に、漫画の域を超えた試練ばかりなんだけど…。
最初のインド人のアパートも、そう悪くなかったのかな…(^^;;

Re: 大変だあ

たいへんなことは今も引き続き起こってるよ。早くブログが進んで今の状況を見てもらいたいなあ。
よねっちが来てくれたときに住んでたインド人のフラットも、今思えばいいとこだったよf^_^;

No title

うわ〜、なんだそれは!!水門続きだ!ちょっと見てみたい気もします!!
本当、「きつかったよね、お疲れさん」と言ってくれれば嬉しいとこを。
水って重たいですよね〜、ご苦労様です!でもまだ続きがあるのね…もうこれは楽しむしかない!??

Re: No title

この時、なぜか写真を撮らなかったんですよ。できればあの水門続きの映像を見て欲しいです。
今回は長いですよねー。たった1日の出来事なのに。でも、今でも忘れられない出来事でした。今思えば、あれはあれで楽しかったのかなあ。。。
プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

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