スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

渡り板

 今年は暖かい代わりに、台風が多い冬。テムズ川は満潮と干潮の差が激しい。
 わたし達のボート、ダイアモンドは満潮の川の水面に、しっかりと浮いている。 川の水は岸からあふれて、ボートから岸までは1メートルほどある。それを飛び越えるのは困難なので、わたしは娘を連れて外に出ることができない。
 ご近所さん達のボートは、渡り板をボートから岸に架けている。わたし達の渡り板は、だいぶ前に流されてどこかへ行ってしまった。しっかりした板はその辺には落ちていないので、丈夫なものを買いに行かなければいけない。そして、いつものようにそれをケチっているわたし達。。。。
 3歳になる動き盛りの娘を狭いボートに閉じ込めておくわけにはいかないので、わたしは意地でも外にでる。
 まずはわたしと娘の身支度をして、折り畳んだベビーカーを肩にしょってボートの縁に上がり、となりのボートにジャンプ。となりのボートの渡り板を渡り、安全で移動しやすいところまで行き、ベビーカーを広げてまたとなりのボートからジャンプして戻り、今度はリュックを背負ってジャンプ、ベビーカーに置き、最後に14キロの娘をおんぶ紐でしっかりとおんぶして、ジャンプ!
 ああ、恐ろしい!落ちたら娘と一緒に川に沈んでしまう。確実に。
 この時期の川の流れは以上に速い。誰もボートなんて動かしていない。わたし達の運河用に作られたカナルボートは、完全に流されてしまう。それほど危険な川なのに。。。
 娘を背負ってジャンプのときは、しっかりと隣のボートに手を掛けて、勢いよくジャンプしなければっ!

046_convert_20140212061950.jpg
隣のボートにかかっている渡り橋


 そんなキケンなことをしていたある日、隣のボートの住人が慌てて出てきて、出かけるときは自分達の渡り板を使えと言ってくれたのだ。特に娘を下ろすときだけは、絶対にジャンプ作業ではなく、橋を渡ってくれと言うのだ。
 うちの旦那もその話を聞いて、「そんな危ないことしてたのか!」と呆れて、わたしは仕方なく隣の渡り橋をダイアモンドに移動してから渡りますと、いい加減に約束した。
 本当にもう!あんな重そうで泥だらけの渡り橋を持って移動させるなんて、かなり面倒だ。
 とりあえず、約束してしまったので、一度はやっておくかとやってみた。
 それが、とんでもないことになってしまったのだ。

次回に続きます。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア
にほんブログ村 家族ブログ 貧乏家族へ
にほんブログ村 こんな貧乏家族も にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村 色々な子育て満載
広告
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。