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警告の紙が貼られた

ボート仲間達のコミュニティの近くに移ってから3日目に、わたし達のボートとWのボートに「警告」と大きく書かれた紙が貼られた。わたし達が停滞している船着場は24時間までは無料でボートを止めらるが、それ以降は一日5ポンド払わなければいけないので、すぐに払わないと罰金をとるか、ボートを強制的に撤去するというものだった。
わたし達は朝にその張り紙を見たが、旦那は仕事に行かなければいけなかったので、そのまま放置して出かけた。わたしは休日だったが、どうしていいか分からないし、心配なのでどこにも行くこともできず、仕方なく一日掃除でもして過ごすことにした。

昼過ぎ頃、Wのボートにエンジンがかかったかと思うと、Wの叫び声が聞こえた。
「ちょっとボートを前に動かせ!どけどけー!」
わたしが外に出てみると、Wは自分のボートを無理やり誰かのボートの後ろに押し込むようにして止めようとしていた。
わたし達が止めていた船着場は、水門の係りの人達が管理していて場所代を請求していた。船着場はコンクリートで整備されていて、途中から小さい土手のように、土と草に変わる。水門係りの管轄はコンクリートのところまでで、そこから先はプライベートの土地になるのだ。
このプライベートの土地は、持ち主が誰にも譲らずそのまま他界したため、地方自治体も規制を作れず、かなり広い範囲でそこだけ法律が確定していなかった。そのため、ボートを24時間以上止めたら罰金という法律が成り立っていなかった。
なので、ボート仲間達はそこにボートを止めたままにして、そのうちコミュニティができてしまったのだ。
そのコンクリートの船着場の横にWは無理やりボートを押し込んで、停滞料を払わなくてもいい場所ギリギリに居座ることに決めたらしい。
そうしたら、わたし達はどうなる?
わたしはかなり不安になった。毎日5ポンド払わなければいけなくなるのかと恐ろしくなった。
そして、旦那が戻ったら、Wの自分勝手な行動に腹をたてるだろうと思うと、面倒な気持ちになった。

夕方前、旦那は急いで帰ってきた。そしてダイアモンドだけが船着場に残っていて、Wがいかにも自分のことしか考えてませんと言うようにボートを移動させたのを見て、予想通り激怒した。
Wが「よう!ブラザー、調子はどうだ?」と旦那に話しかけて来ると、旦那は挨拶を無視して「これから、水門まで行って停滞料を払って来る。」と言った。
Wはそんなものは金のムダなので払うなと言うと、旦那は「オレはルールに従うだけだ。しかも、自分の身しか考えられないお前とは違う。」と言った。
Wはなんのことを言われているのか分かったらしく、「オレがどこにオレのボートを移動しようが、オレの勝手だ。お前も好きにやっていいんだ。」と返した。
この二人はいつもだ。殴り合いのケンカにまではいかないが、ネチネチとイヤミっぽいケンカをする。
わたしはもう慣れても良さそうなのに、いつもハラハラしながらそれを見ている。ボート仲間達も黙って見ている。
旦那は「もちろんだ。オレはオレのやり方でやる。停滞料を今日の分まで払って、明日ボートを移動する。」と言って、停滞料を払いに行ってしまった。

なんだか面倒なことになっているようだが、わたしは旦那と二人だけでどこかに移動してもいいと思っていた。そんな日がいつか来るのだから、それでいいではないか。

その後、旦那は仲間とツルまず、ボートの中で夜を過ごした。そしてわたしにとても彼らしい提案をしてきた。
その提案は、また次回に続きます。

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No title

こんにちは!旦那さんの提案って…? ケンカは見ていて慣れるものでもないですよね。
ところで、ナローボート運営しているカップル(日本人女性とイギリス国籍の旦那様)の方もいるんですね〜。一泊二日でボートを楽しむ…みたいな。
たまたまその記事を見たんですが、ボートってかなりゆっくりと進むんですね。一度体験してみたいものだと思います。水門の開け閉めってなんだか難しそうだけど。

Re: No title

こんにちはJunebugさん。
わたしもナローボートを運営しているカップルの方の広告、見たことあります。似たような人達がどこかにいて、少し安心した記憶があります。
カナルボートは早歩きかマラソン速度でゆっくりと進むんです。のんびりと毎日過ごしなさいとボートに言われてるようですね。。。。
水門の開け閉めは、手動だと体力がいりますが、自動だと簡単です。ボートの旅がいつか実現できるといいですね。そのときは感想おしえてください。
プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

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