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水なしトイレ不使用の生活 続き

前回の続きです。

丸4ヶ月。わたし達はボートを動かすことができなかったのだ。今までで最高記録!と自慢している場合ではなかった。
わたしと旦那がシャワーを週に一回にしても、2ヶ月で水は完全に尽きた。そして同じ頃、トイレもいっぱいになり使えなくなった。。。。
旦那もわたしも、仕事や出かける時までトイレを我慢して、公共のトイレをできるだけ使ったり、努力はしたのだが、努力にも限界がある。。。というか、何の努力だか。。。

水が無くてトイレが使えないということは、なんと惨めなものだろう。
わたしと旦那の顔に、本当に笑顔というものが消えて行った。娘だけが何も知らず、毎日楽しそうにゲラゲラと笑っていた。
そうなのだ。彼女はたとえ体を洗えなかったとしても、垂れ流しだろうと、わたしと旦那が側に居ることが一番の幸せなのだ。
わたし達はいつも3人でいた。台風が来てボートが大揺れしても、3人で抱き合いながら寝た。食べるものだってある。着るものだってある。楽しいことはいっぱいあっても、悲しいことはなかった。辛いこともいっぱいあるけど、寂しいことはなかった。たかが水、たかがトイレなのだ。
そして周りを見ると、友人達がいつも「お風呂入りに来て。」などと声をかけてくれる。近くにプールもあったので、そこもよく利用した。
夜に近くの公園などに、こっそりと水を汲みに行き、重いタンクをかついで何度も往復した。

ちなみにボート仲間達全員が同じ場所から水を拝借していたので、公共の水道が使えないようにされたり、門に大きなカギをかけられて、「水の汲み取り禁止!」と張り紙までされてしまった。また後で説明するが、わたし達ボートの住民はかなり厄介者扱いをされていた。

旦那はどんな発想か、中古の業務用の掃除機を買って来た。夜中にそれでトイレを汲み取って、車で指定の破棄場まで捨てに行く作業をし出した。
わたしはというと、娘のオムツに用をたしたりした。一体何をやってるんだか。。。
本当にどうしようもない事にわたし達、大事なお金使っちゃってます。。。

それでもわたしと旦那は、絶対に外や川で用はたさなかった。それでなくても人間離れした生活なのに、これ以上自分を捨てたくなかったのと、このテムズ川、夏の暑い日は泳ぐ人がいたり、人々が川原で散歩やピクニックを楽しむのだ。そんな場所を汚すことだけはできなかった。
たとえ、他の人達が川や自然を汚そうとも、旦那とわたしは自分達の意思を変えなかった。こんな変わった生活でも、楽をしようとしたらいくらでも出来るのだ。ボート暮らしは基本的には自由なのだから。それでも、面倒な方を選んでしまうわたし達。。。。

娘はいつか親の背中を見て、それに沿って生きて行くのだろうか。それがいいことなのか、悪いことなのかは、わたしにはまったくわからない。
苦労はして欲しくないし、楽に生きて欲しいが、本当にそれが彼女にとっていいことなのか、インターネットで調べたって、自分の親に聞いたって、確かな答えは見つからないのだ。。。。

こんなボート生活。
なぜわたし達はボートに住むことを選んでしまったのか。
次回からはボート購入、今までの生活に至るまで、順を追って更新いたします。

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プロフィール

スカイ

Author:スカイ
イギリスで旦那と娘3人でボート暮らしをしていた生い立ちを綴っています。
家賃も地方税も無い自由な生活を選んだはずが、なかなか大変なボート暮らし。大好きなお風呂にゆっくりと浸かることができる生活を毎日のように夢見て、早くボート生活から抜け出したいと思いながら結局7年間を費やしてしまいました。
めちゃくちゃなボート仲間達との暮らしも今はいい思い出です。

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